どしゃぶりの道を君と


2024.1.23
靁羽
最悪な日を 最低な日を
何度も往復しては背中を丸めて
いつの間にか慣れてしまった
低い視線を雨が笑ったように

「生きていればいい」
この体はただの入れ物

君があんまり幸せに笑うから
きっと俺は満たされていくんだろう
空っぽの器は温かいもので溢れている
だから一歩踏み出せるんだ
どしゃぶりの道も 君となら


一人の日も 二人の日も
それぞれの幸せがあると思うんだ
目の前の空になった器さえ
また新しいもので溢れていくから

「生きていてほしい」
知らない世界は広いこと

君があんまり幸せに見えないから
だから僕は何度でも連れていくよ
灰色の日々を、傷跡を癒やしに行こう
君の横顔が変わっていく
どしゃぶりの道で 君となら


"変わっていくことを恐れない"
"踏み出してくことを諦めない"
"寂しいことに慣れたりしない"
「一緒に行こう」
その一言が言えたなら
きっと全てが解けていく

君があんまり幸せに笑うから
きっと俺は満たされていくんだろう
空っぽの器は温かいもので溢れている
だから一歩踏み出せたんだ
どしゃぶりの道を 君となら

君があんまり幸せに見えなくて
だから僕は何度でも連れていくよ
灰色の日々を、傷跡を癒やしに行こう
君の横顔が笑っている
どしゃぶりの道を 君となら

「「どしゃぶりの日には あのばしょへ!!」」

「ラーメン狼とカレー虎」のイメージで作った歌詞です。アニメ化されたらこんな感じ、というものでメロディーとかももう決まっています。

1番と2番は視点が違います。1番は柳景虎、2番は三田次郎になっているため、一人称代名詞も異なります。3メロは隠し歌詞と言って、“ ”の中は同じ音階のメロディーにより進行するので、実際に歌いません。実際に歌い出すのは「一緒に行こう」からです。「あんまり」の意味も1番と2番で異なっていたり、1サビ・2サビがラストのサビブロックでは微妙に進展しているところは、物語の進行を表しています。

OP向けに作ってあるためメロディーもアップ調になっています。

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