どしゃぶりの道を君と


2024.1.19
靁羽
最悪な日を 最低な日を
何度も往復しては背中を丸めて
いつの間にか慣れてしまった
低い視線を雨が笑ったように

「生きていればいい」
この体はただの入れ物

君があんまり幸せに笑うから
きっと俺は満たされていくんだろう
空っぽの器は温かいもので溢れている
だから一歩踏み出せるんだ
どしゃぶりの道も 君となら


一人の日も 二人の日も
それぞれの幸せがあると思うんだ
目の前の空になった器さえ
また新しいもので溢れていくから

「生きていてほしい」
知らない世界は広いこと

君があんまり幸せに見えないから
だから僕は何度でも連れていくよ
灰色の日々を、傷跡を癒やしに行こう
君の横顔が変わっていく
どしゃぶりの道で 君となら


"変わっていくことを恐れない"
"踏み出してくことを諦めない"
"寂しいことに慣れたりしない"
「一緒に行こう」
その一言が言えたなら
きっと全てが解けていく

君があんまり幸せに笑うから
きっと俺は満たされていくんだろう
空っぽの器は温かいもので溢れている
だから一歩踏み出せたんだ
どしゃぶりの道を 君となら

君があんまり幸せに見えなくて
だから僕は何度でも連れていくよ
灰色の日々を、傷跡を癒やしに行こう
君の横顔が笑っている
どしゃぶりの道を 君となら

「「どしゃぶりの日には あの店へ!!」」

「ラーメン狼とカレー虎」のイメージで作った歌詞です。

前半と後半は視点が違います。前半は柳景虎、後半は三田次郎の